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不登校の小中学生を対象に、20年以上にわたり復学支援に携わり、これまで2,000人以上の学校復帰を支援。 家庭教育推進協会代表理事、教育支援センターアドバイザーも務め、家庭・学校・教育委員会と連携しながら不登校支援に取り組んでいます。 本記事では、20年以上の不登校・復学支援の実践経験と、家族療法(システムズアプローチ)の考え方をもとに解説します。

子どもが不登校になると、多くの親御さんが心配するのが「勉強の遅れ」です。

「学校に行っていないのだから、家で勉強くらいはしてほしい」

「毎日ゲームばかりしていて、勉強をまったくしない」

「勉強が遅れているから、学校に戻るのは難しいのでは?」

このような悩みを抱えている親御さんは少なくありません。

勉強が遅れれば、進学や将来に影響するのではないかと心配になるのも当然です。

しかし、20年以上にわたり不登校の復学支援を行ってきた経験から、私がお伝えしたいことがあります。

不登校中の子どもにとって、勉強することよりも先に大切なことがあります。

それは、子ども自身が「学校に戻る」という目標を持てるようになることです。

エンカレッジでは、勉強の遅れをすべて取り戻してから学校に戻るのではなく、まず学校復帰という目標を持てるようになることを大切にしています。

なぜなら、目標が明確になることで、勉強に取り組む目的も生まれ、学習意欲が高まる子どもたちを数多く見てきたからです。

この記事では、不登校の子どもが勉強しない理由、勉強の遅れを取り戻すことの難しさ、そして目標を持つことの重要性について、実際の復学支援事例も交えながらお伝えします。

Instagramでも解説しています!

不登校中の勉強について、親御さんに知っていただきたい大切な考え方を、Instagramのフィード投稿でもわかりやすくまとめています。

▶ Instagramで「不登校のとき 勉強はどうする?」を見る

もくじ
  1. 不登校のとき、勉強はどうするのが正解?
  2. 不登校の子どもが勉強しないのはなぜ?
  3. 勉強の遅れを取り戻してから学校に戻るのは難しい?
  4. 勉強より先に「学校に戻る」という目標を持つことが大切
  5. 「パジャマから着替えない」という相談にも共通すること
  6. 実際の復学支援事例|勉強の話をするだけで怒っていた子が、自分から宿題をするように
  7. 学校復帰という目標ができると、勉強への意欲も変わる
  8. 不登校中の勉強に対して、親ができること
  9. 学校復帰後に勉強の遅れを取り戻すには?
  10. 不登校中の勉強についてよくある質問
  11. まとめ|不登校中は勉強をさせることよりも、目標を持つことが大切

不登校のとき、勉強はどうするのが正解?

結論からいうと、不登校中は、勉強を無理に進めることよりも、まず子どもが何を目指していくのかを考えることが大切です。

もちろん、勉強が必要ないということではありません。

学校に行っていない間も、家庭学習を続けることができれば、それは良いことです。

しかし、子どもが勉強する必要性を感じていない状態で、親御さんが「勉強しなさい」と言い続けても、なかなかうまくいかないことがあります。

特に不登校が長期化している場合、勉強への意欲そのものが低下していることもあります。

そんなときに考えたいのが、勉強する方法よりも、勉強する目的です。

エンカレッジでは、学校復帰を目指すお子さんに対して、まず「もう一度学校に戻りたい」という気持ちを取り戻せるように支援しています。

その目標が明確になることで、勉強にも前向きに取り組めるようになることがあるのです。

ただし、強い心身の不調がある場合や学校環境に安全上の問題がある場合は、登校を急ぐのではなく、その問題への対応を優先する必要があります。

不登校の子どもが勉強しないのはなぜ?

不登校の子どもが勉強しない理由は、一つではありません。

1. 勉強する目的が見えなくなっている

学校に通っていると、毎日の授業や宿題、テストなど、勉強する機会が自然とあります。

友達と同じ授業を受けたり、先生から課題を出されたりする中で、勉強する必要性を感じることもあるでしょう。

しかし、不登校になると、そうした機会が少なくなります。

学校に行く予定もなく、テストを受ける予定もなければ、子どもが「今、勉強する必要があるのかな」と感じることもあります。

親御さんからすると、学校に行っていないからこそ勉強してほしいと思うかもしれません。

しかし、子ども自身が勉強する目的を感じられていなければ、なかなか行動にはつながりません。

2. 勉強への自信を失っている

不登校になる前から、勉強に苦手意識を持っていた子どももいます。

  • 授業についていけない
  • テストで悪い点を取りたくない
  • 友達より勉強ができないのが恥ずかしい

こうした気持ちが強い場合、勉強そのものを避けるようになることがあります。

また、不登校になってから勉強の遅れが大きくなり、ますます取り組みにくくなることもあります。

3. 心身の疲れや不安が強い

学校での人間関係や環境への不安などによって、心身のエネルギーが低下している場合もあります。

このような状態では、勉強に集中すること自体が難しくなります。

睡眠や食事の問題、強い落ち込みなどが見られる場合は、勉強を急がず、必要に応じて医療機関や学校の専門家と相談することが大切です。

4. 親から言われることで反発している

「勉強したの?」

「学校に行かないなら、少しくらい勉強しなさい」

親御さんとしては心配だからこその言葉でしょう。

しかし、毎日のように勉強について言われると、子どもは責められているように感じる場合があります。

その結果、勉強への意欲がさらに低下したり、親子関係が悪くなったりすることもあります。

大切なのは、勉強しないことだけを見るのではなく、なぜ勉強に向かえないのかを理解することです。

勉強の遅れを取り戻してから学校に戻るのは難しい?

不登校の親御さんから、よくこんな相談を受けます。

「勉強が遅れているので、まずは家庭で勉強させて、みんなに追いついてから学校に戻したいと思っています」

お子さんが学校で困らないようにしてあげたいという、親御さんの気持ちはよくわかります。

しかし、エンカレッジでは、この考え方には大きな難しさがあると考えています。

学校に通っている子どもたちは、毎日授業を受けている

例えば、小学校高学年や中学生であれば、学校に通っている子どもたちは、1日に5〜6時間程度の授業を受けています。

その間にも、新しい単元を学び、勉強は先に進んでいきます。

一方、不登校になっている子どもは、勉強への意欲が低下していることも少なくありません。

そのような状態で、学校に通っている子どもと同じくらいの勉強量を家庭でこなし、さらに過去の遅れまで取り戻すことは、簡単ではありません。

仮に毎日1〜2時間の家庭学習を続けられたとしても、学校ではその間に新しい授業が進んでいます。

もちろん、家庭学習の効率や本人の理解度によっては、遅れを縮められる場合もあります。

上野
上野
すべての勉強に追いつくことを学校復帰の条件にしてしまうと、復学するまでのハードルが高くなりすぎる可能性があります。

勉強の遅れが、学校に戻れない理由になってしまう

最初は、勉強が遅れているから学校に戻れないと考えていたわけではなかったかもしれません。

ところが、不登校の期間が長くなるにつれて、

  • 今さら授業についていけない
  • みんなより勉強が遅れているから恥ずかしい
  • 勉強ができるようになってから学校に行く

という気持ちが強くなることがあります。

こうなると、勉強の遅れそのものが、学校に戻るための心理的なハードルになってしまいます。

だからこそ、エンカレッジでは、勉強の遅れをすべて取り戻してから学校に戻るという順番にはこだわりません。

勉強より先に「学校に戻る」という目標を持つことが大切

では、勉強への意欲が低下している子どもに、どう関わっていけばよいのでしょうか。

エンカレッジが大切にしているのは、勉強をさせることよりも先に、子ども自身が目標を持てるようにすることです。

学校復帰を目指す支援では、「もう一度学校に戻りたい」という気持ちを取り戻すことを重視しています。

ただし、最初から子どもがそのように思っているとは限りません。

  • 学校にはもう行きたくない
  • 戻りたい気持ちはあるけれど、怖い
  • 今さら学校に戻っても仕方がない

そのような思いを抱えている子どももいます。

だからこそ、私たちは子どもたちとしっかり向き合うことを大切にしています。

学校に行けなくなった背景や、現在抱えている不安、学校生活への思いなどを丁寧に確認しながら、子ども自身がこれからどうしたいのかを一緒に考えていきます。

エンカレッジの復学支援では、そうした関わりを通して、もう一度学校に戻りたいという気持ちを取り戻していく子どもたちを支援してきました。

そして、学校に戻るという目標が明確になることで、勉強する目的も生まれてきます。

  • 学校に戻るなら、少し勉強しておこう
  • 授業についていけるように復習しておきたい
  • 中学校に戻って、友達と一緒に勉強したい

このように、自分自身の目標ができることで、勉強への向き合い方が変わることがあるのです。

親御さんが勉強をさせようとするのではなく、子ども自身が勉強する必要性を感じられるようになる。

ここに大きな違いがあります。

「パジャマから着替えない」という相談にも共通すること

少し勉強とは違う話になりますが、私が不登校の相談を受ける中で、よく耳にする悩みがあります。

それは、子どもがパジャマから着替えないという相談です。

「朝起きても、ずっとパジャマで過ごしているんです」

「何度言っても着替えようとしません」

親御さんとしては、朝起きたら着替えて、生活にメリハリをつけてほしいと思いますよね。

しかし、子どもの立場になって考えてみると、どうでしょうか。

学校に行く予定もなく、外出する予定もない。

そうなると、着替える必要性を感じにくいのかもしれません。

そんな子どもに、毎朝「着替えなさい」と言い続けても、なかなか行動が変わらないことがあります。

ところが、学校に行くことが決まり、本人も登校しようと思えるようになると、どうでしょうか。

学校にパジャマで行こうとは思わないでしょう。

親御さんが何度も言わなくても、自分から着替えるようになる子どももいます。

なぜでしょうか。

それは、学校に行くという目的ができたことで、着替える必要性が生まれたからです。

私は、この考え方は勉強にも通じると思っています。

勉強する目的が見えない子どもに、何度も「勉強しなさい」と言うよりも、まずは勉強する必要性を本人が感じられるようにすること。

もちろん、心身の不調などによって、目的があっても着替えや勉強が難しい場合はあります。

しかし、行動だけを変えようとするのではなく、その行動につながる目的を考えるという視点は、とても大切です。

上野
上野
「着替えなさい」「勉強しなさい」と言う前に、子どもが自分から行動したくなる目的を一緒に見つける。
これが、エンカレッジが家庭教育の中でも大切にしている考え方です。

実際の復学支援事例|勉強の話をするだけで怒っていた子が、自分から宿題をするように

エンカレッジで支援した小学3年生の女の子の事例をご紹介します。

このお子さんは、7か月間の完全不登校が続いていました。

学校への不安が強く、不登校中は勉強の話をするだけで癇癪を起こしてしまう状態でした。

また、お母さんへの依存も強く、身の回りのことも自分ではなかなかできない状況でした。

エンカレッジでは、家庭での関わり方を整えるとともに、訪問カウンセリングを通して、お子さんが抱えている不安や課題に向き合っていきました。

その中で、少しずつ学校に戻りたいという気持ちを引き出し、学校復帰に向けた支援を進めていきました。

そして、支援開始から4か月で学校復帰を果たしました。

復学後には、大きな変化が見られました。

不登校中は勉強の話をするだけで癇癪を起こしていたお子さんが、親御さんに言われなくても、自分から宿題に取り組むようになりました。

さらに、学校の準備や着替えなども、自分でできるようになりました。

以前は親御さんが声をかけてもなかなか行動できなかったことが、学校に通う生活の中で、自分からできるようになっていったのです。

この事例で注目していただきたいのは、勉強をするようになってから学校に戻ったのではなく、学校復帰をきっかけに勉強への向き合い方が変わったという点です。

もちろん、すべてのお子さんが同じような経過をたどるわけではありません。

しかし、私たちはこれまでの復学支援を通して、子ども自身が学校に戻るという目標を持つことで、勉強や日常生活への意欲が変わっていく姿を見てきました。

大切なのは、勉強をさせることだけに目を向けるのではなく、子どもが自分から行動するための目的を持てるようにすることです。

▶ この事例の保護者アンケートはこちら

学校復帰という目標ができると、勉強への意欲も変わる

エンカレッジでは、これまで多くの不登校の子どもたちの復学を支援してきました。

その中で感じているのは、子ども自身が学校復帰という目標を持つことで、勉強への意欲が高まる場合があるということです。

学校に行く予定がないときには、勉強の必要性を感じられなかった子どもでも、登校することが決まると、学校の授業が気になるようになることがあります。

「今、学校ではどこを勉強しているの?」

「この部分だけでも復習しておきたい」

そんな言葉が出てくることもあります。

これは、勉強そのものが急に好きになったということではないでしょう。

学校に戻るという目標ができたことで、勉強する意味がはっきりしたのだと考えています。

もちろん、すべての子どもが同じように変化するわけではありません。

しかし、目標を持つことが行動の変化につながるという経験は、私たちの復学支援の中でも繰り返し見られています。

だからこそ、エンカレッジでは、勉強への意欲がないことだけを問題にするのではなく、その子がこれから何を目指していくのかを大切にしています。

不登校中の勉強に対して、親ができること

ここまで、勉強よりも先に目標を持つことの大切さをお伝えしてきました。

では、親御さんは具体的にどのように関わればよいのでしょうか。

勉強しないことを責めない

勉強していない姿を見ると、親御さんはどうしても不安になると思います。

しかし、「勉強しないと将来困るよ」「学校に行かないなら勉強くらいしなさい」と言い続けても、意欲につながるとは限りません。

まずは、なぜ勉強に向かえないのかを理解することが大切です。

勉強の遅れを必要以上に不安にさせない

「こんなに遅れていたら、学校に戻れないよ」

このような言葉は、子どもの不安をさらに強めてしまう場合があります。

勉強の遅れは、学校復帰後も含めて少しずつ取り戻していくことができます。

すべてに追いついてからでなければ学校に戻れない、という考え方にとらわれないことが大切です。

子どもの将来について一緒に考える

「学校に行きなさい」と言うだけでは、子どもの気持ちは変わらないかもしれません。

まずは子どもが今、何を不安に思っているのか、これからどうしたいと考えているのかに耳を傾けましょう。

ただし、学校に戻ることについて親子で話すたびに対立してしまう場合は、無理に話し合いを重ねるのではなく、第三者の支援を受けることも一つの方法です。

家庭学習ができる状態なら、無理のない範囲で取り組む

エンカレッジでは、家庭学習を否定しているわけではありません。

本人が勉強したいと思っている場合や、学校復帰に向けて必要な学習を進めたい場合には、家庭学習も大切です。

その際は、親御さんが一方的に学習内容を決めるのではなく、本人の状態や希望に合わせて進めていきましょう。

学校復帰後に勉強の遅れを取り戻すには?

学校に戻ることができても、勉強の遅れがすぐになくなるわけではありません。

そのため、復学後も必要に応じた学習支援を行っていくことが大切です。

すべての教科を一度に取り戻そうとしない

欠席期間が長い場合、すべての教科を最初から復習しようとすると、負担が大きくなります。

まずは、現在の授業を理解するために必要な単元から取り組むことをおすすめします。

小学生は基礎的な内容を確認する

特に算数は、以前に習った内容が理解できていないと、次の単元でつまずきやすい教科です。

現在の学年の内容が難しい場合は、理解できているところまで戻って復習することも必要です。

中学生は進路を意識して優先順位を決める

中学生の場合は、高校受験への不安も大きくなります。

英語や数学など、積み重ねが必要な教科を中心に、学校の先生とも相談しながら学習計画を立てていくとよいでしょう。

復学後の学校生活を安定させる

勉強の遅れを取り戻すことばかりに意識が向くと、子どもに大きな負担がかかることがあります。

エンカレッジでは、学校に戻ることだけを最終的なゴールとは考えていません。

復学後も、困ったことがあったときに周囲に相談したり、自分で問題を乗り越えたりできる力を育てることを大切にしています。

学校生活を安定させながら、学習面でも少しずつ自信を取り戻していくことが重要です。

不登校中の勉強についてよくある質問

Q. 不登校中は毎日勉強させた方がいいですか?

必ずしも毎日勉強させる必要はありません。心身の状態や本人の意欲によって対応は異なります。

エンカレッジでは、勉強を強制することよりも、まず子ども自身が目標を持てるようになることを大切にしています。

Q. 勉強の遅れを取り戻してから学校に戻った方がいいですか?

エンカレッジでは、勉強の遅れをすべて取り戻してから復学することを条件にはしていません。

学校では毎日授業が進んでいるため、家庭学習だけで完全に追いつこうとすると、復学へのハードルが高くなる場合があります。

Q. 不登校で勉強しないままゲームばかりしています。どうすればいいですか?

ゲームをしていることだけで、子どもの状態は判断できません。

心身の不調や生活リズム、学校への気持ちなどを確認する必要があります。

勉強をしないことだけを問題にせず、子どもがどのような状態にあるのかを見極めましょう。

Q. 学校に戻れば、勉強するようになりますか?

学校に戻るという目標ができたり、実際に授業に参加したりすることで、勉強への意欲が高まる子どももいます。

ただし、すべての子どもに当てはまるわけではなく、学習面の困難がある場合は個別の支援も必要です。

Q. 子どもが学校に戻りたいと思っていない場合はどうすればいいですか?

まずは学校に戻りたくない理由や、現在の気持ちを丁寧に理解することが大切です。

エンカレッジでは、子どもと向き合い、学校復帰への不安や課題を整理しながら、本人が前向きな目標を持てるように支援しています。

登校を急ぐことが適切でない場合には、心身の回復や学校環境の調整を優先します。

まとめ|不登校中は勉強をさせることよりも、目標を持つことが大切

不登校中の勉強について、親御さんが心配になるのは当然のことです。

しかし、勉強の遅れを取り戻すことばかりに意識が向くと、かえって学校復帰へのハードルが高くなってしまう場合があります。

学校に通っている子どもたちは、毎日授業を受けています。

その中で、勉強への意欲が低下している子どもが、家庭学習だけですべての遅れを取り戻すことは簡単ではありません。

だからこそ、エンカレッジでは、勉強の遅れを取り戻してから学校に戻るのではなく、まず子ども自身が「学校に戻る」という目標を持てるようになることを大切にしています。

目標ができることで、勉強する必要性を感じ、自分から取り組めるようになる子どももいます。

実際に、今回ご紹介した小学3年生の女の子も、復学後には親御さんに言われなくても自分から宿題をするようになりました。

パジャマから着替えない子どもが、学校に行くという目的ができることで自分から着替えるようになる。

それと同じように、勉強も目的が明確になることで行動が変わる場合があります。

大切なのは、子どもに「勉強しなさい」と言い続けることではなく、子ども自身が勉強する目的を持てるようにすることです。

そして、その目標を持つことが難しい子どもに対して、私たちエンカレッジは、家庭教育と訪問カウンセリングを通して支援を行っています。

「待つしかない」から、「今できることがある」へ。

お子さんの状態に合わせて、今できることを一緒に考えていきましょう。


執筆・監修:上野 剛

公認心理師/不登校支援グループ エンカレッジ代表/家庭教育推進協会 代表理事

20年以上にわたり、小中学生の不登校・復学支援に携わる。家庭教育と訪問カウンセリングを組み合わせた支援を通じて、子どもの学校復帰と自立を支援している。

ABOUT ME
監修者:上野 剛
不登校の小中学生を対象に、20年以上にわたり復学支援に携わり、これまで2,000人以上の学校復帰を支援。 家庭教育推進協会代表理事、教育支援センターアドバイザーも務め、家庭・学校・教育委員会と連携しながら不登校支援に取り組んでいます。 本記事では、20年以上の不登校・復学支援の実践経験と、家族療法(システムズアプローチ)の考え方をもとに解説します。