不登校解決コラム

HSCの子どもの不登校克服方法は?対応方法のポイントを専門家が解説

HSCの子どもの不登校解決方法
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キャリア15年で1000人以上の子どもたちを復学に導いた復学支援専門家。 復学率は現在もなお100%。 心理師として唯一の国家資格である公認心理師で、出版した著書はいずれも初版完売。 現在、エンカレッジの他にも家庭教育推進協会の代表理事と教育支援センターのコーディネーターも兼任。

最近「子どもにHSCの気質があるのですが学校復帰は可能ですか?」といった相談が増えてきました。

HSCの子は全人口の15%~20%とも言われており、つまり約5人に1人がHSCの気質があるということになります。

そして実は、HSCと不登校には関連があります。

今回はHSCの子どもが不登校を解決する方法や、家族の対応方法のポイントもまとめていますので、お子さんのHSCの気質に悩まれている方は参考にしてください。

私たち不登校支援グループエンカレッジでは、今まで1000人以上の子どもたちの復学をサポートし、設立17年の現在も復学率は100%を維持しています。不登校に悩む方向けに無料のLINEメルマガの発信もしており、直接お電話での無料オリエンテーションでご状況を相談頂くことも可能です。気になることはお問合わせフォームお電話でもお気軽にご連絡ください。

HSCとは

HSCで不登校の子ども

HSCとは「Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)」といい、「ひといちばい敏感な子」という意味で、頭文字を取ってHSC(エイチ・エス・シー)と言います。

これは90年代のはじめ、繊細な人についての研究をはじめたエレイン・N・アーロン(Elaine Aron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。

アーロン博士は[the Highly Sensitive Child]「ひといちばい敏感な子」という本の中で自らもHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)であり、HSCの子を育てていると語っています。

HSCは簡単に説明すると感受性が強く、いろいろなことに敏感に反応してしまう気質をもった子ということになります。

HSCは病気や発達障害ではない

HSCは発達障害ではなく気質

HSCは病気や発達障害と思われがちですが、どちらとも違います。

HSCは持って生まれた「気質」であり、基本的に変えられるものではありません。

そのため、HSCのお子さんを持つご家族は、育て方が悪かったのかと落ち込んだり、自分を責めたりしないでください。

確かに育てにくいと感じる事はあると思います。

しかし、それもその子の個性であると受け止めてその子の特徴を理解し、その子の良さとして伸ばしてあげられるようにしましょう。

ASD(自閉症スペクトラム)との違い

HSCと自閉症ASDのちがい

HSCは発達障害と勘違いされることが多いですが、発達障害は先天的な脳の機能障害であり、HSCは持って生まれた気質です。

似ているようで大きく違います。

ASDとの違いに関しては、ASDの子は話すことが好きな子が多いですが、話の間を理解するのが苦手で一方的に話すことが多かったり、相手の話を瞬時に理解できなかったりします。

また、自分の興味のある話をずっと話す傾向があり、場の空気を読むことや相手の気持ちを読むことが苦手です。

その場の空気や相手の気持ちに敏感に反応してしまうHSCの傾向とはこの点が大きく異なります。

HSCとADHDの違い

ASD:空気を読むのが苦手
HSC:空気を読みすぎて敏感に反応してしまう

ADHD(注意欠陥・多動性障害)との違い

HSCの子どもとADHDのちがい

ADHDの子は、いろいろなことに興味を持つと次々にそちらに気を取られてもとの落ち着いた状態に戻るのが難しい傾向にあります。

つまり、1つのことに集中できないともいえます。

一方HSCの子は、外部の刺激や変化に敏感に反応してしまうために落ち着かないだけであって、落ち着いた環境であれば1日中絵を書くことができるなど集中力はむしろあります

その点が大きく異なります。

HSCとADHDの違い

ADHD:色々なものに興味が向き集中できない
HSC:落ち着ける環境があれば集中力はある

上野
上野
以下では、HSCの子どものさらに詳しい特徴をみていきましょう。

HSCの6つの特徴

不登校になりやすいHSCの子どもの特徴

アーロン博士は著書「ひといちばい敏感な子」のなかで、HSCには6つの特徴があると説明しています。

上野
上野
それでは、具体的に見ていきましょう!

【特徴1】細かいことに気がつく

HSCの子どもの特徴は細かいことに気が付くこと

HSCの子どもの特徴の1つ目は「細かいことに気が付く」ということです。

アーロン博士も著書「ひといちばい敏感な子」のなかで「HSCの子は何かしら敏感な分野がある」と述べています。

食べ物や布地、人間関係などあらゆる特定の部分にだけ細かいところに気が付く子がいて、HSCの子は何かしら敏感な分野がある

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

私が支援しているHSC気質の子は、人間関係に敏感な子が多く、友達やクラスメイトの些細な行動に敏感に反応したり、些細な性格の違いに敏感に反応したりします。

また自分が学校を休んでいても弟に「あんた早く学校の用意しなさいよ」などと言ったり、自分の部屋が散らかっていても親に「テーブル汚いから片付けてよ」と言ったりします。

自分のことは置いておいて、気づいたときにそのまま言ってしまう傾向もあるようです。

【特徴2】刺激をうけやすい

HSCの子どもの特徴は刺激を受けやすいこと

HSCの子どもの特徴の2つ目は「刺激をうけやすい」ということです。

アーロン博士も著書「ひといちばい敏感な子」のなかで「HSCは刺激を受けすぎるとうまくできない分野があり」と述べています。

HSCは刺激を受けすぎるとうまくできない分野があり、過去に失敗したり失敗したらどうしようと思うとそのことが苦手になりリラックスできず興奮して不安になる

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

さらに、照明や人ごみなどから過剰な刺激を受け、できなくなるとも書かれています。

原因は不安だけではなく照明がまぶしすぎたり人が大勢いると過剰な刺激を受け、できなくなってしまう

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

確かに私が支援しているHSC気質の子は「大勢が苦手、人が多いと怖い」とよく言います。

感覚過敏や聴覚過敏の子も多く、人が多いと耳が聞こえにくくなる感覚や、大勢いると空気が薄いと感じる感覚に陥るようです。

まさに過剰な刺激に敏感に反応してしまうHSCの気質と言えるでしょう。

また日常で大きな刺激を必要としないHSCの子どもは、他の子が投げ出してしまうようなことも懸命に打ち込むことができるとも述べられています。

HSCの子は日常では多くの刺激を必要としないのであまり退屈しません。他の子なら投げ出してしまうことにも、懸命に打ち込むことができるのです

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

うちのHSC気質のクライエントさんの中には、1人でずっとボーっとしていたり、1人で人形遊びをしていたり、1日中食事もせずに絵を書いていても退屈しなかったりで、私自身が以前は不思議だと思っていたのですが、日常で多くの刺激を必要としないHSCの気質であることがわかるとすとんと腑に落ちました。

【特徴3】強い感情に揺さぶられる

HSCの子どもの特徴は強い感情に揺さぶられること

HSCの子どもの特徴の3つ目は「強い感情に揺さぶられる」ということです。

アーロン博士も著書「ひといちばい敏感な子」のなかで「HSCは感情を処理する際に強く反応してしまいます」と述べています。

HSCは感情を処理する際に強く反応してしまいます。そしてそうではない子に比べ不公平なこと、葛藤、苦痛に強いストレスを感じます。例えば熱帯雨林の消失、人種差別、動物虐待などを深く悲しみ、悲惨な結果を想像します

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

私が支援しているHSC気質の子達は、この反応が強い子が多いです。

地震のニュースにとても敏感だったり、殺人などの事件のニュースなどに強い拒否反応を示します。

こちらも感受性が強いというHSCの気質を表しています。

【特徴4】他人の気持ちにとても敏感

HSCの子どもの特徴は他人の気持ちに敏感なこと

HSCの子どもの特徴の4つ目は「他人の気持ちにとても敏感」ということです。

アーロン博士も著書「ひといちばい敏感な子」のなかで「他人の思いを鋭く感知でき、共感力と直感に優れています」と述べています。

他人の思いを鋭く感知でき、共感力と直感に優れています

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

確かに友達やクラスメイトの気持ちを共感する力が強いために、自分が怒られていないのに自分が怒られていると思って辛くなったり、友達が悪口を言われているのを聞いていて自分は言われていないのに泣いてしまい、その友達はもう泣き止んでいるのに、自分だけずっと泣いている子もいました。

他人の気持ちに敏感というのはまさにHSCの気質と言えるかと思います。

【特徴5】石橋を叩きすぎる

HSCの子どもの特徴は石橋をたたきすぎること

HSCの子どもの特徴の5つ目は「石橋を叩きすぎる」ということです。

普段でもいろいろなことに敏感に反応してしまうので、新しいことに対してはより多くのことに敏感に反応してしまうでしょう。

私が支援している子の多くが抱える新しいことに苦手という特徴もまさにHSCの気質と言えるでしょう。

学年が上がってクラスメイトが替わり、担任の先生が代わると不安定になります。

また初めてのクラブ活動や修学旅行などはいろいろなことを考えてしまって落ち着かなくなります。

新しいことに対する慎重さは支援をしていてとても感じます。

【特徴6】良くも悪くも注目されやすい

HSCの子どもの特徴は注目されやすいこと

HSCの子どもの特徴の5つ目は「良くも悪くも注目されやすい」ということです。

アーロン博士も著書「ひといちばい敏感な子」のなかで「敏感であることが隠せないためにこの子は細かいことを気にする子だ、確認しないと前に進めないし、終わったあとでもあれこれ考える子だと思われてしまう」と述べています。

敏感であることが隠せないためにこの子は細かいことを気にする子だ、確認しないと前に進めないし、終わったあとでもあれこれ考える子だと思われてしまう

引用:エレイン・N・アーロン(訳:明橋 大二)「ひといちばい敏感な子」(青春出版社、2021年)

確かにそれもあるのですが、私は周囲の見方よりもそのことに過剰に反応してしまうその子自身の特徴の方が影響があるように感じています。

周りはそんな風に思っていないことでも、「どうせみんなは私が来ないほうがいいと思っている」と感じたり、「たまにしか来ないくせに」「すぐに休むくせに」と思っていると過剰に反応してしまいます。

そのことが不登校からの学校復帰を困難にしている大きな課題になる場合もあります。

ハルさん
ハルさん
HSCの子はこんなにたくさんのことに敏感に反応してしまうのですね。
上野
上野
そうなんです、とても繊細な子が多いのです。では次は敏感な子と不登校の関係について解説しますね。

HSCは不登校になりやすい

HSCと不登校の関係

不登校 HSC

私は、自身の著書「今、子どもの不登校に悩んでいるあなたへ」の中で不登校になりやすい性格傾向として次のような特徴があると書いています。

不登校になりやすい子どもの性格傾向

心配性神経質緊張しやすい、わがまま、自己中心的、頑固、感受性が強い人の目を気にする、プライドが高い、繊細、完璧主義、内弁慶内向的怖がり、幼い、依存心が強い、図太い、集団が苦手、甘えた

このなかで、黄色いマーカー部分がHSC気質の部分になり、不登校になりやすい性格傾向の多くにHSCの気質が当てはまります。

つまり、HSC気質の子は不登校になりやすい傾向があると言えるのです。

実際に最近の不登校の相談で「HSC気質です」と言われる方がとても増えてきています。

まずはHSCが不登校になりやすい傾向にあることを理解しましょう。

そして不登校になっていてHSC気質である場合は、HSC気質に合った不登校対応が必要になってくることも理解しておきましょう。

不登校とHSC気質の小学生の関係

小学生

小学生の場合は、まだ中学生に比べると敏感になる機会が少なくて済みます。

なぜなら担任の先生が多くの授業を担当するからです。

担任の先生に慣れてしまえば敏感になる機会は少なくなり、その分落ち着いて過ごせるようになります。

逆に言えば、担任の先生の影響が大きくなる分、担任の先生が苦手な場合や、怒りっぽい先生で敏感に反応してしまう機会が多い場合などは不安定になりやすいです。

エンカレッジのHSC気質のクライエントさんの中には担任の先生との関係性は悪くないのですが、クラス自体が学級崩壊気味で落ち着かないために母子登校を続けている方がいます。

学校側の対策で副校長が授業をするようになったのですが、担任が変わるという変化に敏感に反応してクラスが落ち着いていても不安定な状態がより顕著になっています。

環境の変化に適応するのに時間がかかるHSCの特徴ではあるのですが、担任の先生の影響が大きい小学生では良くも悪くも先生の力量が大きく左右すると言えます。

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不登校とHSC気質の中学生の関係

休校

中学生の場合は小学生に比べて敏感に反応する機会がとても多くなります

授業を教える先生が毎回代わります。

部活や、先輩後輩の関係性、中間テストや期末テストなど小学生の時にはなかった様々な環境の変化があります。

中学に上がってすぐは、その環境の変化に適応できず不登校になりやすくなります。

いわゆる中1ギャップと言われるものです。

それ以外にも人間関係は複雑になり、LINEグループなど気を使う場面も多くなります。

中学生のHSCは、単純に学校復帰を目指すのがその子にとっていいのか、敏感にならずに済む適応教室などの環境を併用しながら進めていくほうがいいのかなど、より慎重に判断する必要があります。

HSCの子が不登校を克服するための対応ポイント

不登校 乗り越える

HSCの子どもは繊細な性格・考え方をするものの、それは生まれながらの気質のため変えることが難しいことをお伝えしました。

それでは、HSCとうまく付き合っていくためにはどうしたらよいのか悩みますよね。

以下では、HSCの子どもに向けて家族や周囲の大人ができる対応方法のポイントをまとめました。

親がHSCの特徴を理解する

HSCの子どもと親

不登校になってしまうとどうしても、子どもを責めてしまいがちです。

敏感な気質をもっているHSCの子に「なんでそんな細かいところを気にするのだろう」「どうしてそんなに人前が苦手なんだろう」と気質を理解せず、子どもの気質を否定的に捉えてしまうと子どもたちは傷つきます。

大切なのは、子どもの気質を理解して親が学ぶことです。

気質を理解していないと子どもの人格を否定して責めてしまう場合もあります。「あなたはなんでそんな細かいところばかり気にするの!」このように人格を否定してしまうと子どもの自己肯定感がどんどん低下してしまいます。

本などを読み正しい知識とその子の特性を理解することがHSCの子の不登校を乗り越えるためには必要です。

インターネットや書籍からの情報やHSCのセミナーなどに参加するなどHSCの知識を増やし理解を深めてください。

子どものHSCの状態を把握する

HSCで不登校に悩む子ども

HSCのお子さんが不登校を乗り越えるのに大切なことは、まずお子さんの状況と状態をしっかりと把握することです。

心理学ではアセスメントといいますが、このアセスメントがとても大切になってきます。

お子さんにどのような特徴があって、どこの部分の困り感が強いのかを客観的に把握しましょう。

不登校になるとどうしても親も不安になって冷静に把握ができなくなってしまいますが、客観的にお子さんの状態を把握しておかないと、よかれと思ったことが逆効果になり悪循環につながってしまうこともあります。

もし、自分だけではアセスメントに自信がないと思われた方は専門家にアセスメントしてもらうことも有効です。

エンカレッジでは無料オリエンテーションという専門家のアセスメントが無料で受けられる制度も採用しています。

もし専門家のアセスメントに興味のある方はご活用ください。

無料オリエンテーション

学校と情報共有し連携して取り組む

HSCの子どものために学校と親が連携する

親だけが理解しても、学校環境でまったく理解されない状況では、家では安心して過ごせるが、学校に行くと安心して過ごせないので、やはり学校に行くのが怖いと思ってしまいます。

学校と連携して、学校側にもお子さんの特性を理解してもらい、合理的配慮をしてもらうことが大切です。

学校に求める配慮例
  1. 本人の同意のもと、担任の先生からクラスのみんなに、そういった気質があることや、騒がしいところが苦手だということを伝えてもらう
  2. 大きな音に敏感なので、イヤーピースをさせてもらうことを許可してもらう
  3. グループワークやディスカッションの授業のときは保健室を利用させてもらう など

経験者・専門家に相談する

復学支援専門家

HSCの子どもは対応方法が難しいと親御さんが感じることも多いと思うので、親御さん自身がHSCに関して不安や疑問を感じた時に相談できる場所があることがベストです。

HSC気質の子は親の表情や態度、感情にとても敏感に反応します。

つまり親が精神的に不安定になるとそのお子さんも影響を受けやすいので、親が安心して子どもに対応できるようにするためにも親側を支える存在が必要です。

HSCの特徴を理解して、実際に多くのHSCの子どもたちを支援してきた経験がある先生が相談相手として望ましいでしょう。

子どものいいところを伸ばす

子どもの興味や個性を伸ばす

HSC気質の子は、「周りの目が気になる」という特徴がありますが、それは逆に言えば「周りに気を配ることができる」とも言えます。

このように一見、マイナスに見えることも逆に考えればプラスに受け取ることができます。

これを心理学ではリフレイミングと言います。

リフレイミングの例
  • 神経質 → 「細かいところにも気がつくことができる」
  • 内弁慶 → 「家族には素を出すことができる」
  • 怖がり → 「事前に危険を察知することができる」

HSC気質の子は、繊細な分、とても優しく周りを見る力の強い子が多いのでいいところもたくさんあります。

ぜひ、そのような特性をリフレイミングでプラスに変えて、たくさん褒めてあげてください。

HSCを克服するのではなく、上手く付き合っていく

HSCの子どもへの親の対応方法

HSCは持って生まれた気質です。

その「生まれながらの気質を変えなければ」と子どもに思わせてしまうことは、子どもを苦しめてしまうことになります。

自分自身の気質とうまく向き合って、相手の気持ちになって考えられるといったいい部分を認めてあげて、子ども自身が自分とうまく向き合えるようになった時には、自分自身を好きになって変えなくてもいいと思えるようになります

HSCは克服すると考えるのではなく、うまく付き合っていけるようなサポートをしてあげましょう。

登校も同じです。

「HSC気質だから学校に復帰しない方がいい」ということではありません。

確かに学校などの集団生活の場では、敏感になる機会は多くなります。

だからといってフリースクールや家にずっといる方がいいかと言えばそうではありません。

小学生に関していえば、フリースクールは中学生が多く人数が少ないです。

そこに行くことで同じ学年との関りが減り、学習面でも一緒に学ぶ機会は少なくなってしまいます。

何よりフリースクール行くことを望まない子が多いです。

家にいれば確かに刺激は少なく落ち着くかも知れません。

しかし刺激を避けて通るだけがその子にとっていいとは限りません

これからの将来、その子がHSCの気質と向き合っていけるように成長させてあげることが大切です。

何よりHSC気質の子ども達も本当は学校に行きたいのです。

HSC気質の子が不登校から学校復帰した時の様子

エンカレッジでも過去にHSCの子どもたちを支援してきました。

そのときの様子やエピソードをご紹介します。

5年生女の子/千葉県

上野
上野
とても繊細な子で、信頼している訪問カウンセラーでも心の状態によって会えない時もありました。しかし、メンタルフレンドとなったカウンセラーの訪問で改善していきました。

5年生女の子/東京都

上野
上野
こちらの女の子は、長く電車にも乗れず、外出も怖くなるほどでした。今はジェットコースターにもチャレンジして、周りの子を気遣う余裕もでてきました。

親御さんから最近、いただいたメールです。許可をいただいたので皆さんにも共有させていただきます。

最近さくら(仮名)は、登校していない子を随分と気にして連絡したりしている様です。
自分の事で精一杯だったのが、他の人の事を気にかけられる様になり、驚いています。

他にも様々な気質や特性を持った子たちが学校復帰できています。

最近の学校復帰の様子になります。興味のある方は合わせてこちらもご覧ください。

エンカレッジの支援で不登校から復学した子供たち
2021年の2学期は11名の子ども達が学校復帰しました! 私たち不登校支援グループエンカレッジでは、今まで1000人以上の子どもたちの復学をサポートし、設立17年の現在も復学率は10...

エンカレッジのクライエントさんでHSC気質のお子さんがいらっしゃるブレンデルさんのブログも紹介させていただきます。

エンカレッジの支援を受けるところから継続登校の場面まで細かく書かれていますので、そちらもぜひ一度見てみてください。

>>ブレンデルさんのブログ「不登校からの復学支援記録」

「HSCの子どもの不登校克服方法は?対応方法のポイントを専門家が解説」まとめ

HSCの子どもへの親の対応方法

HSCの子どもは、不登校になりやすい特徴もあり、周囲の子どもと違って対応しにくいと思うこともあるでしょう。

しかし、HSCだからといって学校復帰しないほうがいいわけではありません。

HSCの子も感受性が強いだけで、本当は学校に行きたいのです。

そのことは、エンカレッジで過去に復学支援してきたHSCの子どもたちを見ても明らかです。

HSCとうまく付き合うには、まず親がHSCの特徴を理解し、自分の子がHSC気質なのかを把握することが大切です。

HSCは、病気や発達障害ではなく持って生まれた気質なので、その特徴をしっかり理解して個性として認めてあげしっかりよい面を伸ばしてあげましょう。

HSCの専門家は少ないですが、よく理解している先生と相談して、親御さん自身も不安を解消しながら、お子さんと一緒に成長していきましょう。

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監修者:上野 剛
キャリア15年で1000人以上の子どもたちを復学に導いた復学支援専門家。 復学率は現在もなお100%。 心理師として唯一の国家資格である公認心理師で、出版した著書はいずれも初版完売。 現在、エンカレッジの他にも家庭教育推進協会の代表理事と教育支援センターのコーディネーターも兼任。